新宿御苑前格安貸し会議室が考える、物流が出版も追い込む?

東京の新宿は、新宿御苑前にて貸し会議室を運営しております「新宿セミナーオフィス」です。
四ツ谷三丁目からも徒歩3分、新宿三丁目も徒歩圏内です。

セミナーや会議に必要な備品は全て無料でお使いいただけるので、
トータル格安料金にてご利用いただけます!

2019年1月現在、最大15名、24名の二会議室をご用意いたしております。

貸し会議室の運営もなかなか難しいものでして、
名古屋と大阪でもやっているのですが、東京が一番むつかしい!

そんなこんなで日経新聞の記事を見ながら、日々勉強をしている毎日ですが。

今回、下記の記事について考えてみました。

出版取次、物流費追い打ち
本売れず、ネット書店台頭… 「流通の要」モデル揺らぐ

これは、ほんとに大変な状態ですよね。

本が売れないわけじゃなくって、店頭販売がすすまないって。

本はアマゾンでも定価でうってるんで、

場合によっては送料分どすんの?というのもあるし、

手に取ってすぐ読みたいっていうのもあるんですが、

それでもネットで売れちゃうんですね。

確かに私もアマゾンで本はよく買います。

ただ、中古だったり、普通の書店では手に入りにくいものを買いますね。

旅行雑誌やら、勉強本やらで、普通に書店に売ってるものは、

それになりに中身をみてかいたいし、

すぐに見たい、とおもいますし。

おそらくは、表題通り、リアル本屋さんがネットに押されてピンチ、

ということなのでしょう。

で、見てみました。

今回の話は、「取次会社」がピンチ、という話です。

先にもありますが、とにかくリアル店舗がやばい。

おもちゃやしかり。

本屋だけは、私個人的な意見ですが、やっぱりリアル店舗を使うほうが多いです。

ブラっとするのも、一つの楽しみ。

で、ネットに押されて、リアル店舗がまずくって、

プラス追い打ちをかけているのが、配送業者ですね。

この取次店っていうのがよくわかりませんが、

どうも、出版社からか小売店の注文をもとに配送する、という感じのようです。

注文から、在庫の管理や金融までやっているとこのこと。

戦後から、出版流通のかなめとしてやってきているようです。

で、そんな取次会社がかなりピンチのようですね。

記事を見ると、そうとう疲弊していると思ってよいかな、と。

まず、配送業者の値上げで、どうにもならなくなったのに、

出版社がその値上げに応じてくれない、と。

それはぶっちゃけ、困るどころじゃないですよね。

全部被るわけにはいかないし。

おまけに、日本通運が運搬をやっていたそうですが、それが手を引くと。

そんなこと言われたら、どうすんの?って。

コンビニなどのルートが多くなったのに加え、

配送料自体が減って、

通常の製品で言ったら、少量多品種状態になってしまったわけで、

そこに物流の一番痛いところがあったわけですね。

距離という物理的な壁が、少量多品種を受け入れられない状況、と。

今や、時代はすべて、シェア=分割、小分け、になってますから、

本の販売店もそういうことなんでしょう。

おまけに、中間を飛ばして、直接本を売る出版社も出てきているようで、

契約件数も減っているとか。

どうしてここまで対応が遅れてしまったのか、との問いに

専修大学教授の植村八潮(出版学)は、「漫画誌と単行本の漫画の成功が構造的な問題を見えにくくさせ、ビジネスモデルの転換を遅らせた」と指摘する。取次は雑誌・漫画で40億~50億円の利益を稼いだ。それが負の延命措置となった。

とのことです。

いいときに転換をはかるというのは、やはりむつかしくって、

こういったピンチになってから打つ手がない、というのは、最悪のパターンですね。

ただ、物流自体をなくすわけにもいかないですし、

出版社が、おそらく個別の書店、店舗からの発注を処理することは、

多分無理でしょう。

なので、続くとは思いますが、どうやって継続していくかは、

見ものといっては悪いですが、

どうしていくか、どう転換していくのかは、ほんとに興味があるところです。

組織の進化は、より細分化され、単純化され、専門性に向かう。

コンビニはコンビニのおおもとに送っちゃえばいいのに、

あとはコンビニのルート配送でやっちぇえば?って思うんですけどね。

最近は、小さい書店がどんどんなくなっているので、

あとは大手本屋さんに配送なら、物量も多いですし、採算ベースになるんじゃ?

と思うのですが。

あとは、何かな。

物流として根本を見直さないといけないのかな。

注文、仕訳、配送のシステムを、いじらないといけないと思いますが、

ここでこそAIでしょう!

今はきっとそんなんは導入してないと思いますし。

わかりませんが。

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