東京・新宿の備品無料の格安貸し会議室は考える「IoTひろげるVB」

東京・新宿の備品無料の格安貸し会議室『新宿セミナーオフィス』 運営オーナーが日々の出来事から考える

生活にIoT 広げるVB
ノバルス、玩具を遠隔操作 マモリオ、忘れ物自動通知

日経新聞のそんな記事から、考えてみました。

こんにちは。
新宿で備品無料、格安で貸し会議室を運営しております、新宿セミナーオフィスです。

貸し会議室運営もなかなか競合が多く、大変ではありますが、日経新聞でいろいろな記事を見ながら、日々考察する毎日です。

 

今回は、東京、新宿や貸し会議室にはあまり関係のない話になっちゃいそうですが、ほんとによく記事に出てくるので、IoTを取り上げてみました。

一商品、製品の、プロダクトライフサイク(PLC)に於いて、どういった流れになるのか、面白そうな題材でもあります。

貸し会議室は、このPLCにおいては、衰退期にはいってきた、という状況だと思いますが、このIoTにつては、まだ製品の出初め、導入期、というこれからようやく世間に認知されるのではないか、という状況に思います。

これがどういう状況なのかも踏まえて、考えてみたいと思います。

 

で、その前に、IoTって何ぞやって、いうのがあるかと思います。
正直、自分もあまり詳しくわかりません。

ってことで、検索してみました。

 

《Internet of Things》
あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称。

デジタル大辞泉からの抜粋。

とのことですねぇ。

とりあえずは、何かに通信をつなげて、新しいサービスをしましょうってことですね。

 

記事で取り上げられているのが、マビーという商品。

スマートフォン(スマホ)で乾電池の出力が制御できる機器「MaBeee(マビー)」で一躍有名となった。マビーは単3電池と同じ形状のケースに市販の単4電池を入れて使う。

で、リモコンやガスコンロなどに仕込んで、電池が使われたかどうかを通信で知ることができ、お年寄りの活動がわかるとか。

 

もうひとつは、マリモ、という製品。

購入者は必要な情報をスマホアプリで登録し、長さ3.5センチのタグを財布などの貴重品に付ける。タグとスマホが30メートル程度の距離に離れると通知が届き、いつどこで紛失したかも分かる。

 

そういった、通信でいろいろわかるようにするというのが、IoTということになります。

で、まぁ、そういったアイデア商品があります、というのはわかりました。

 

で、です。

これを誰が事業としてやるか、というのがポイントかとおもいます。

今回、上の二つをやっているのが、ベンチャー企業とのこと。
いいですね。

いかにも、アイデア出して、造ってみました!
という商品かなと。

 

前者については、そのままベンチャーがやっていくのしょうか。

後者については、鉄道会社や医療機器メーカーと組んで事業展開をする、という話のようです。

 

別れましたよね。展開が。

中小(ベンチャー)が自分たちで頑張るのか、技術供与して、大手にやってもらうのか。

 

そもそも、新コンセプトの商品っていうのは、今までどうして世の中になかったのか、というのはいろいろ議論があります。

一つは、技術的にこれまではできずに、ようやく技術の進歩でそれが可能となったから。
もう一つは、単に、世間に必要とされなかったから。。

実は新商品の多くは、後者の、世間に必要とされなかったから、に当てはまるといわれます。
だって、中小企業で初めて技術的にブレイクスルーしてできるようになった、なんてものはないでしょう。

作る技術はもともとあって、アイデアもあって、じゃぁ、なぜ世に出ていないのか。
それは、必要とされなかったから。

もともと作れるような技術、規模を持った大手が、そのマーケティングの中で、これはちょっとビジネスにならないな、と判断したから、というのがあるでしょう。

逆に言えば、大手企業が儲けるには市場が小さくても、中小が儲けるには、ちょうどいいパイかも、という可能性も。

 

あるいは、こうも考えられます

必要とされているのだけど、それが認知されるまで広められなかったから。

プロモーションの問題かもしれません。あるいは、すでに似たような物があって、それで満足しているかもしれません。
そこを広めよう、というのは、相当な労力がかかります。費用も。

そういった意味では、中小企業が手を出すと、なかなか難しい、という理屈です。

これが大企業がかなりのプロモーションをやって、ある程度利用者をつくって、そこでまた改善したり、利用者が新たな使用法を考えたり、またそれを参考にしてブラッシュアップしたり、といったサイクルを経る余裕があるかどうか。

新商品を広めるには、そういった余裕が必要だと思います。
なので、ベンチャーにそこまで広げられる余裕があるかどうか。

正直、この新聞で取り上げられなければ、私は2商品とも知りませんでした。
で、今回知って、じゃぁ使うかと言われたら、たぶん、どちらも使いません。

前者の製品については、これで検討終了です。以降、他のプロモーションがなければ、そのまま忘れてしまうでしょう。

その点、後者の製品は、鉄道会社や医療機器メーカーと組んで、広めよう、となっているかと思います。
そうなると、その大手が使おうと決めたわけですから、ベンチャーとしては、あとは傍観していればいいわけでして。

あとは、根気よくプロモーションされて、世間に認知され、利用され、というところまでどこまで広まるか。
そこはもう商品力でしかないのでしょう。

あとは、ネーミングかな。

 

こういった技術的なブレークスルーより、アイデア的な製品の場合、特許も重要かと思います。

ベンチャーが儲けようとしたら、後は特許しかありません。
仮に、世間に認知され広まって、購入者が増えたとたんに、誰もが作ります。技術的にはそんなに両社とも難しいものではないでしょう。

その時に、いかに特許で守られているか。
あるいは、特許を売って儲けられるような作りになっているか。

それがなかったとしたら、利益は大手にもってかれておしまいです。
中国の場合、特許があったとしても作ってきますからねw

じゃぁ、特許料請求しますか?となったとき、そこまで体力がありますか?と。

そもそも、会社に体力がなければ、何度も特許を出すようなこともままならないでしょう。一件登録までもっていくのに、数百万かかります。審査などに出すだけでも、十数万でしたか。一昔前の内容ですが。。

 

中小企業が新コンセプトの製品をつくろうとすると、机上の空論だけでもこれだけのハードルが出てきます。
机上の空論なんてのは、現実にくらべて「足りない」のが常。

つまりは、もっと障壁がでてくる、とおもっていいのかもしれません。

 

ただ、この流れは、これまでのひと世代前の「物づくり」におけるお話です。
コンピューターやネット、通信、つまりはITという分野は、これまでのように資金や物資がそれほどかからない分野。
そういったものから生まれた新製品を中小企業がつづけようとした場合、果たしてブレイクするのか!

見届けたいですねぇ!
ぜひとも、これらの製品でのし上がってもらいたいです!

 

弊社のような貸し会議室、つまりは、衰退期にはいったビジネスというのは、ブレイクはないですから。
その反面、継続しやすいのは、確実にこちらです。

中小、零細なら絶対やるなら、衰退期ビジネス。二番煎じどころじゃなくて、数十番煎じくらいのビジネス。
こういったビジネスで、体力をつけていく、と。

そんな感じでしょうか。

 

新宿の備品無料、格安貸し会議室 新宿セミナーオフィスでした!

 

せっかくなので、こちらもご覧ください!

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