東京・新宿の備品無料の格安貸し会議室『新宿セミナーオフィス』 運営オーナーが日々の出来事から考える
貸し会議室の運営は儲かるのか? 儲かる条件があるとしたら?
こんにちは。
新宿で備品無料、格安で貸し会議室を運営しております、新宿セミナーオフィスです。
いつもは日経新聞の記事から書いておりますが、今回はオリジナルの内容で。いつもも考察はオリジナルなんで、オリジナルといえば、オリジナルなんですが。
で、今回のネタは、ずばり、貸し会議室運営は儲かるのか?といいうものです。
検索で、貸し会議室 儲かる? というワードが多くあったりしますので、このネタを出してみました!実際に運営している人間が話している内容なので、信ぴょう性はぴか一です!
で、結論から「貸し会議室が儲かる」ベストな条件を言えば、
住居物件ではなく、オフィス物件を所有しているかどうか。
自社サイトで集客が可能かどうか。
メンテ要員を新規に雇う必要がないこと。
映像、音響設備に強いこと。
ということで、前回「貸し会議室は儲かるのか?(上)」の続きになります。
前回は、所有物件、かなでもローン支払いが残っているかどうか、そして、賃貸でないかどうか。それも、サラリーマン投資家がやるような、ワンルームの一室で出ないほうがいいよy、としました。
サラリーマンの皆様。
はっきり言って、サラリーマン投資はかなりのローリスクです。私も某大手企業でサラリーマンをしていましたが、やはり、脱サラ前後ではそのプレッシャーが違いますから。
よく株やなんかでいわれるのが、サラリーマン時代は一定したサラリーがあるので、精神的に落ち着いたトレードができますが、脱サラして、いざ、トレードに専念しようとしたとたんに、稼がなくてはいけない、というプレッシャーに負けて、サラリーマン時代には絶対にしないようなトレードをしてやられてしまうと。
方法より、メンタルが重要なんですね。
それは不動産でも同じでしょう。ただ、スピード感がないので、おかしな一手もそうそうできないかな。ただ、おかしな一手をしてしまったら、その修正は、はっきりいて大変なことになってしまいますから、それは注意が必要ですね。
で、なんでしたっけ?
「貸し会議室は儲かるか?」の続きですが。
今回は、自社サイトで集客できるか、です。
今や、ホテルにしても何にしても、あらゆるものがポータルサイトで一括して掲載されて、そこで申し込むという形になってます。そう。貸し会議室も、それになってきています。
形式的には、広告費を払って掲載飲みしてもらって、予約は自社、というのもありますし、予約から支払い管理までやってしまうサイトもありますし、形態はいろいろです。
弊社の新宿の貸し会議室も、両方のサイトに掲載をしています。
じゃあ、なんで自社サイトが必要なのか。それは、手数料です。
予約から支払いまで一括してやるところは、基本的に掲載無料、手数料30%、となってます。この手数料30%って、かなり大きいです。普通、こういう手数料っていうのは10~15%が他の業種ではあるようですが、この貸し会議室のポータルサイトに至っては、軒並み30%。
なので、自社サイトでもしっかり集客できているところは、全室載せません。広告代わりに数室載せて、他にもあるよ、的な見せ方です。
ところがどうでしょう。投資的に個人の方がやろうと思うと、どうしても自分のサイトなどではなく、こういった一括ポータルサイトを用いずにはいられないでしょう。
手続きも大変ですから。支払い管理なんてできないでしょう。
そうすると、どうですかね。先に掲載した「貸し会議室は儲かるのか?(上)」でも来刺した通り、純粋に売り上げが全部懐に入ってきたとして、かなりの予約を取らないとトントンになりません。それなのに、30%手数料取られたら、どうでしょう。
仮に15日埋めてトントンといった状況だとしたら、30%上乗せして、もう4~5日埋めなといけない。普通、20日もうまっていればそれなりに利益が出ないといけないですが、この状況でトントン、と。
弊社の新宿の貸会議室だって同様です。このサイトからしか予約が入らないとしたら、それなりの日数が埋まらないと話になりません。あくまで、宣伝広告費と考えて予約を取る程度です。
といことから、自社サイトで集客から管理、支払い請求まで一括でできるかどうか、それは非常に重要なことになります。その点、ポータルサイト運営事務局は、いいですよねぇ。
ピンハネ儲けですから、手続き上の人員は必要でしょうが、それ以外は一切かかりません。手数料ビジネス、万歳、ですね。
で、仮に、自社サイトが機能したとしましょう。その次のハードルとして、貸し会議室で儲かるようにするために、誰が管理するのか、というとこになります。
個人投資家としてやるとしたら、もう、自分でやるしかありません。
意外と会議室のいじって言うのは面倒です。お客さんが入ったら、やはりチェックや清掃に入る必要があります。まぁ、実際は一度や二度は飛ばしても大丈夫かな。特に、規模が小さければ。
通常のオフィスビルでやっているような貸し会議室は、席数が多いですし、設備もいろいろありますし、かならずチェックに入らないと、どうにもなりません。
ただ、個人の方がやる分には、30も50席もあるような規模ではないと思いますので、ぎりぎり、1、2回は飛ばしても大丈夫かなと。
それでも、20日埋めないと利益がでない、となったら、10日以上は面倒を見ないといけない、ということになりますが、同でしょう?仕事で疲れても、物件によってチェックをしないといけないと。
身内の誰かに言ってもらうのも手ですが、そこまでして、利益が月に数万円あったらいいほう、という状況にもなりかねません。この負荷をどう考えるか、です。移動にも、お金かかりますしね。
で、「貸し会議室は儲かるのか?」の最後ですが、音響、映像機器に強いこと、も上げておきいます。
要は、セッティングです。
今や、貸し会議室やレンタルスペースを使おうと思うと、映像機器は必須です。プロジェクターや大型画面のモニターですね。
これ、自分で全部セッティングできますか?
自宅でテレビにビデオをつないでいるとか、そういうレベルではなくなります。お客さんが持ってくる端末は、千差万別。
ノートPCでも、winやmacとブランド、OSがことなれば、それだけで信号の問題が出てきたり。接続する端子がどういったものなのか、とか。
映像が映らなかった場合、どうフォローするのか、とか。
何かトラブルがあった際に、どうやってたいおうするのか、とか。サラリーマンの方は、昼間何かあったらどうするんですかね。トラブル対応とか。しないのかな?
弊社の場合、ちゃんとマニュアル造ったりとか、ある程度はお客様自身で、というのをまず初めに了承してもらうとか、そういった処理はしていますが、ポータルサイト経由で申し込みを取った場合、そこまでうまく伝達できるのか、という問題も出てくるでしょう。
この映像機器の問題は弊社としてももっとも発生率が高い問題でして、困ったもんです。
で、これらをもし外部に委託しようと思ったら、まぁ、儲けはあきらめたほうがいいです。というよりも、運営ができないでしょう。
なので、ここに強い、管理がご自身でできる、という方は、是非チャレンジしてみてください。
以上で、「貸し会議室は儲かるのか?」の疑問について、弊社新宿セミナーオフィス運営の人間が答えてみました。なので、自分でやっちゃえば?という話も出るかもしれませんが、絶対にやりません!
これだけの手間をかけても儲かるようにするには、やはり自社内でクローズして、業務を同時にこなさない限りは、人件費が払えませんので。
ある部屋数行くと、受付処理も一人では回せなくなってくると思いますので、何名かオペレーターが必要になってくるでしょう。そこまで数が増えれば、また次の一手を考えたいところですが。
もし、運営してみたい!という人がいたら、メールでもください。来ないかw
新宿の備品無料、格安貸し会議室 新宿セミナーオフィスでした!
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