東京・新宿の備品無料の格安貸し会議室『新宿セミナーオフィス』 運営オーナーが日々の出来事から考える
大和ハウス、訪日客向け賃貸マンション3000戸
地権者に提案 ホテル仕様、1泊から
日経新聞のそんな記事から、考えてみました。
こんにちは。
新宿で備品無料、格安で貸し会議室を運営しております、新宿セミナーオフィスです。
会議室運営もなかなか競合が多く、大変ではありますが、日経新聞でいろいろな記事を見ながら、日々考察する毎日です。
ということで、今回はダイワハウスさんが、ホテル式の貸しマンションを作るという話がありましたので、ちょっと読んでみました。
貸し会議室も、これらと同じように「空間を貸す」、とうことで近いものがありますので。貸し会議室によらず、不動産業にいたっては、ほぼ同じでしょうか。どういう形態で貸し出すのか、ですね。
弊社が運営している新宿セミナーオフィスが入っている物件も、一部民泊で貸していたりするとのことです。
ただ、新宿で民泊を合法物件をあつかっている某サイトで検索するとでてこないので、どこで出しているのだろう、という疑問もわきますが。。特区でないできないとか?
この、民泊募集の、某サイトはポータルサイト。この集客っていうのは、どんな商売でもいっしょですが、大変な作業です。
だからポータルサイトがはやるんでしょうね。
元締めになるのが、一番手っ取り早いですから。
と話が全然違う方に行ってしまいましたが、貸し会議室と、民泊との関連ってことで。
このダイワハウスさんが作ろうとしているのは、海外では、アパートホテル、と呼ばれる仕様のようで、すでに一般的な形態のようですね。
通常の住居用と同じような仕様で、ホテルより安く泊まれる、ということのようです。ちょうど、最近流行りだした民泊ですね。
それを、民泊専用に物件を作ってしまおう!という話です。
うーん。ホテルが足りない等々、いろいろ聞きますが、そこまで実際に必要になるのでしょうか。東京オリンピックをピークに、どうなることやら、と思うのですが。
しかし、住居用の建物が飽和し、国の政策として、中古物件をなるべく回せるように法整備をしつつある中、やはり違う方向に住宅メーカーも行かないと、厳しいということでしょうか。
で、建物の仕様としては、民泊の法整備が進む中でそれに適合できるように、造っていくと。
大体一部屋6名収容で、目安は一人5000円程度の物件。
(ちょっと高いな。。。)
部屋数が多くなるような大き目の物件には、ホテル同様フロントを置き、宿泊客の相談に乗れるようにするとか。
ここまでくると、きわめてホテルに近い形態をとりそうな感じですが。
話はそれますが、先日、新宿ではないのですが、貸し会議室に使えそうな物件がないかと回っていたら、このパターンと真逆。
ホテルが倒産か、店じまいかした際に、部屋それぞれを区分所有マンションのように販売し、事務所などになった物件がありまして。
そうなると、ホテルのフロントに相当するところもあり、そこに管理人がいるっていう形態でした。面白いですよね。それこそ、この部屋民泊でだしたらいいじゃん?って話ですよね。
で、貸し会議室から話を戻して、ダイワハウスは何で儲けるのか。
一応記事では、土地を買い上げて建設する、というものから、地主さんに提案して建ててもらう、というプランがあるようですが。
なんのことはない。
ふつうの区分マンションのように、建てて区分で売って、、普通のアパートのように、地主に営業して、建てて儲ける、が商売になるのでしょうね。
で、運営はしない。記事には、プランの掲載はありましたが、それをダイワハウスがやる、という話は載っていなかったので、維持まではやらないでしょうね。そういう会社ではないですから。
それか、大手の資金力でもって、運営会社を設立するのかな?
いずれにせよ、それは物件が誰かに所有されている限り、管理費という形で賄えるので、どうとでもできます。
要するに、今ある投資家向けのアパマン経営と同じモデルで、いかにも「民泊できました!」という流行を入れたくらいでしょう。
アピールの目先を、飽和した賃貸住居物件から、これからくるぞ!的な民泊物件に変えた、というもの。
この場合、どうなるか。
もちろん、オリンピック後に民泊業はこけても大丈夫。投資家頑張れってところでしょうね。
オリンピックが終わる2020年以降、ほんと、どうなるか不明でしょう。
日本が観光立国として、そのまま継続できるのか、それも不明です。
中国の経済がこけたら、一気に減るんじゃないかとか。
中国に至っては、ちょうどこれを描いている時に、日本への旅行の制限をかけるとかでてましたが。
いずれにせよ、どういった理由で観光できなくなるか、わかりませんからね。
どっかの国も物騒ですしw
何しろ、うわっと盛り上がったものは、うわぁあああ、と急降下してしまうのも、世の常。
ホテルも増えていくでしょうし、素人民泊も、空き家対策を考えれば、
手を出す人も多くなってくるように思いますし(どういう法律になるか次第にもおもいますが)。
その中で、地主さんや投資家に、民泊アパートが受け入れられるか。
今の受け入れられる状態のまま、ダイワハウスさんが作ってるうちに、ブームが過ぎないか。
造って造って作りまくって飽和したらブームが過ぎる。
大和ハウスにっとては、それならセーフ。売り逃げ出来れば。
さて、建ててしまった、買ってしまった人は、その後が大変ですが、まぁ、投資というものはそういうものでしょう。
弊社が行っているような、新宿という土地に限らず、ビルの一室を借りて貸し会議室を運営するのもそうですが、やっぱり所有するというのはリスクうが高いです。
儲かるうちは、やはり所有してた方が儲かるでしょう。
ただ、時代には波がありますから。
長期所有っていいの?って。
最近よく見るネット広告が、「ビルを借りるんじゃなくて所有する時代!」という提案。
計算の見かけ上は、それはどうにでもできますよね。
でも、実際どうかといわれると、たぶん、ゆくゆく困るんだおるなと、想像してしまいます。
出口、売り逃げるプランを考えて購入しているのなら、それはありでしょう。
でも、日本にバブル時代のような、物件価格がジャンジャン上がっていく時代は、もうこないでしょう。
年数がたって、さらに高くなっているような物件は、ありえません。
よほど、いきなり駅ができて、便利になっちゃった!みたいなのがなければ。
日本はマイホームを35年の住宅ローンで購入するというのが、さも一般的になっていますが、それも終身雇用があったればこそ。
それがなくなってしまった今現在、住む家ですら、そこまでローン組んで大丈夫?っていう時代になったと思いませんか?
ビルの一室を借りての新宿での貸し会議室経営。
それすらリスクがあるというのに、って話です。物件費用、基本的に高いですから。固定費がかかる。
どうことで、ダイワハウスのモデルがなんなのか。
誰が設けて、誰がババを引いてしまうのかって話でした。
どんどん訪日客が増えれば、せめて今の数値を維持できれば、それはそれで幸せなんでしょうけど!
当然、それは、誰にも分らない。
新宿の備品無料、格安貸し会議室 新宿セミナーオフィスでした!