東京・新宿の備品無料の格安貸し会議室は考える「介護ロボ」

東京・新宿の備品無料の格安貸し会議室『新宿セミナーオフィス』 運営オーナーが日々の出来事から考える

未来との摩擦(2) 介護ロボ普及に障壁
変わらぬ予算・人員基準

日経新聞のそんな記事から、考えてみました。

こんにちは。
新宿で備品無料、格安で貸し会議室を運営しております、新宿セミナーオフィスです。

貸し会議室運営もなかなか競合が多く、大変ではありますが、日経新聞でいろいろな記事を見ながら、日々考察する毎日です。

 

 

最近、新宿だとか、貸し会議室などとはあまり関係ない記事にばかり目が行ってしまいます。
この介護ロボの問題、うーん、うーん、、なんとかならないものでしょうか。

恐竜のロボットが接客をするっていう「変なホテル」みたいなのが出てきましたが、ロボットが動きも交えてお客さんと接するのは、どうでしょう?私の知っている限りでは、この変なホテルが初めて?

わかりませんが。

今までも、人間に似せた外見でインフォメーションを行うロボットはありましたが、実際に移動して、というのはなかったと思いますが。知らないだけかもしれませんね。

ソフトバンクにいるのは、移動がありませんから、まあ、案内ロボと変わりませんね。

で、10年前の理想としては、介護ロボがお年寄りをベッドから車いすに乗せる、っていう画があったらしいですが、そういった補助はもちろんのこと、ロボットの導入すら行われていないのが、その10年後の今の現実とのことです。

力仕事とか、単純な動作とか、そういったことをできるだけでも、そうとう現場は楽になるようにも思いますが、どうなんでしょう。

今現在の技術では、センサーによる検知やアラームみたいなものは出来上がっているようですが。判定はできるので、後は実際に動かす技術、でしょうか。

で、技術とは別に、制度、費用、という壁も高いようです。
もしかしたら、技術が上がらないのも結局こういった壁があることで、企業が本腰を入れられないから、なんてこもとも考えられます。

介護施設からしたら、費用対効果の未知数な、しかも高価なロボットを導入する予算がないと。そりゃそうですよね。
いまだこなれていない技術ですから、高いのも当然ですし。

そういった場合、普通は研究と実用を並行して、調査的に行う試験運用、というのがあるはずですが、そういったこともできないのでしょうか。

効果、という意味では、それで検証できると思いますが。

それができたとして、問題は費用ですね。

記事によると、導入すると確かに介護者の負担は減って、となるのですが、制度的に人員を減らすことができず、結果、ロボットの導入にかかる費用が単純に上乗せされるだけ、と。

人の作業がなくなる=人件費削減、というのにつながらないようです。
もちろん、一人頭の介護人数を増やすこともできません。

そりゃ、今でさえかつかつなところに、何千万、なんて投資できないですよね。
こういうことをやれるのは、他の事業でも利益をしっかりと出している大企業だけ。

しかも、様子見的に、です。

始めは赤字でも、ゆくゆくプラスに転ずることができる、という見込みがあって初めてできること。
企業はボランティアではありませんので。

ロボット、という新しい方式を採用するにあたり、やはり導入期、といいうのがあるわけで。
PLC(何度か出してますが、製品寿命のサイクル、ですね)のセオリーからすると、こういったことは大企業しかできない。
というか、やってはいけない。
余裕のない中小がやっちゃうと、それでこけた時に、一緒に終わってしまうから。

なので、そのあたりはもう政策等でなんとなするしかないのですが。

単純に、人件費に還元できればよい、ということであれば、このロボットを入れると、〇規模なら介護士5人が4人でもOKっていうような感じで。

介護士を減らすより、介護者を増やすべきですね。今の世間の状況からすると。建物の受け入れ広さの問題はありますが。

 

この制度のせいでどうにもならない、という話の中で、ちょっと例になる話がありました。

先日、ホリエモンが、保育士はどうして給料が安いか、の問いに、

「誰でもできるから」

という回答をしたという話題がありました。

そうじゃないんだよ、お前はまったくなにもしらない!というのが、保育にかかわる人間の言い分のようですね。

ホリエモンが言いたかったのは、「なろうと思うか、思わないか、で決まってしまう」、ということではないかなと。
ハードルが高い職業であればあるほど、給料が高いのは当然。

プロサッカー選手に「なろう」とおもっても、普通、なれませんよね。
メジャーに行くんだ、といっても、行けませんよね。

でも、保育士や、介護士は、なろう、と思えば、ある程度の勉強と資格取得は必要ですが、一般的に考えて、なろう、と決めればなれるのではないでしょうか。

私はホリエモンの「誰でもなれるから」というのはそういう意味と理解しています。

いや、ホリエモンの主張をそれほど聞いたわけではないので、反論記事に「誰でもなれるから」という理由しか乗ってなかったんで、その一言から考えるに、というところですので、あしからず。

 

ただ、それが給料が上がらない理由ではない、というのもやはりあるかとおもいます。
単純に、職員に高級を払えるシステムになっていない、ということ。

介護施設につても、保育についても、給料の上がらない理由の一つは、制度、のようです。

 

何人につき、一人が必要。
こういった施設はほぼ人件費になっちゃうわけで、それが変わらない限りは、客単価を上げなきゃいけない。

客単価、上げられますか?
老人ホームはわかりませんが、保育は決まってるらしいです。(といってました)

ある意味保育所というのは、保育士の給与を上げなければ、需要はあるので、つぶれない。
ただ、ビジネスとして儲かる分野かといえば、儲からない。

ちょっと前に話題になった、どこぞの施設みたいに、給食がすごい状況で、職員の数も規定を満たしていない、という、出費を違法に押さえたら、トップは儲けられますが。

そんなのはインチキなんで置いときましょう。

制度が何とかならない限りは、どうにもならないでしょう。

きっと老人介護施設もおなじなのかな、と。

ホリエモンの場合、そうはいっても、そこでどれだけ利益を出せるようにするかは、経営者の手腕だよね!
俺ならできるけど?

なーんてこと、思ってるかもしれません。それも含めての、誰でもなれるから、だったりして?
わかりませんよ。勝手に言ってるだけです!

でも、私立の幼稚園って、どうなんですかね。

前も芸能人の高級?幼稚園経営者のはなしやってましたが、ずいぶん儲かる、みたいなこといってましたが。
立派な受け皿かと思います。
料金は高いようですが、その分、見合った教育をしているようでして、そういうセレブなご家庭にはいい、みたいな。

 

うーん、老人介護については、ちょうど私も自分の親がそういった年代にはいってきているので、この問題はほんとに考えちゃいますよね。

自分の親が、その親をいろいろ見てきて、苦労している姿を知ってしまっているので、果たして自分たちにそれができるのかどうか。

私の親の世代は兄弟が多いので、そういったこともなんとか自前で回せたというのはあるかもしれませんが(7人兄弟で、6人地元にいましたので)、我々の世代で、せいぜい2、3人(ちょうどベビーブームのころ世代)、そして、われわれの子供となると、ひとりか2人。

こどもいない家庭もありますから。

どうなっちゃうんだろう。。。
今のうちから、いろいろかんがえないといけないのかなーとか。

 

いやはや、まったく東京、新宿といった地域性や、貸し会議室、といったものとはまったくかんけいなくなってしまいましたが、まぁ、仕方ないでしょう。
こういう話題なんで、ついつい。

 

 

新宿の備品無料、格安貸し会議室 新宿セミナーオフィスでした!

 

せっかくなので、こちらもご覧ください!

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